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子供の歯のしおりQ&A

  1. 何歳くらいで相談したらよいのでしょうか?
    不正咬合に気づいたら、すぐに相談しましょう。治療開始時期は症状により異なります。
  2. 大人になってからも矯正できますか?
    もちろん大人でも矯正はできます。最近は日本でも、大人で矯正する人が増えています。年齢に上限はありませんが、成長期にある子どもは成長・発育を利用しながら治療を進められるので、条件がより有利になります。
  3. 費用はどれくらいかかりますか?

    矯正治療は原則として保険がきかず、特殊な治療※を除いて、自費負担になります。症状にもよりますが、一般的には総額50~130万円くらいになります、支払い方法にもいろいろありますから相談してください。

    ※特殊な治療の例 外科矯正手術を併用する顎変形症の歯列矯正治療等に保険が適用される場合があります。

  4. 歯はどんな仕組みで動きますか?
    歯は、歯を支える骨の吸収と造骨という現象で動きます。これが歯の動く基本原理です。
    歯はどんな仕組みで動きますか?
  5. 歯を抜かなければ、治療ができないのでしょうか?
    歯とあごの大きさの不調和が著しい場合は、抜歯が必要となりますが、乳歯から永久歯に代わる頃やあごの成長が旺盛な時期に治療を開始すれば、歯を抜かずに治療する可能性も高くなります。
  6. 虫歯や歯周病にかかっていても、矯正できますか?
    矯正の前に歯の検査をして、虫歯や歯周病がある場合は、先に必要な治療をすませてから矯正治療をします。
  7. 治療中に痛みはありますか?
    装置を初めてつけたり、力を調整したときには、歯が浮くような感覚があります。個人差はありますが、数日でおさまります。
  8. 食事や歯みがきは、普通と同じでよいのでしょうか?
    矯正装置のよっても多少の違いはありますが、普通の食事であれば問題はありません。装置をつけているので歯みがきには、工夫がいります。みがき方の指導をしますから、早くそれを身につけてください。
  9. 矯正治療が成功するポイントは、どこにありますか?
    矯正治療は長い治療期間を必要とします。患者さんと矯正医が協力体制と信頼関係を保ちながら、途中であきらめないよう頑張ることが必要です。
  10. 虫歯を効果的に予防する方法はないの?
    ありますよ、シーラントです。一番奥に生えてくる永久歯には、深い溝があり、虫歯になりやすいのでその溝を、あらかじめ埋める方法です。
  11. フッ素を塗るとどうなるの?
    フッ素を塗った歯は普通の歯より丈夫になります。虫歯菌の出す酸に対して強くなり、虫歯になるのを防ぎます。定期的に年に2~6回塗るのが効果的です。
  12. 子供の検診が必要なのはなぜ?
    虫歯になりにくい歯にするには、乳歯の時期が大切です
    そして、乳歯から始める定期的な歯科医院ならではの、お手入れ(メンテナンス)が大切です。 当院では、正しい生活習慣の確立を目指し、正しい歯並び(乳歯と永久歯の正しい生えかわりチェック)、悪習癖(ほおづえ、爪かみ、指しゃぶり)の改善を目的とし、検診を行っています。 また、乳歯を虫歯にしてしまうと虫歯菌が乳歯の根を通って下に待機している永久歯に到達してしまいます。そうすると、虫歯になりやすい永久歯が生えてきてしまいます。 したがって、定期的な検診や、歯科専門のお手入れが必要です。
  13. 乳歯が抜けてしばらくたつのになかなか永久歯が生えてきません。
    一般的には6歳頃から乳歯と永久歯の生えかわりが始まりますが、個人差があるので多少のずれならあまり心配する必要はありません。しかし中には、もともと永久歯がない場合もありますので、5~6歳になったら検診時にレントゲンで確認しておくと安心です。
  14. 妊娠中は虫歯になりやすいですか?
    妊娠中はホルモンのバランスがくずれるため、抵抗力が弱く、歯肉炎にかかりやすくなります。つわりなどで歯みがきがおろそかにもなる口の中の清掃をいつも以上に行うことが大切です。
  15. 歯が弱いのは影響しますか?
    虫歯は遺伝的な傾向が小さく、歯周病は虫歯より大きいといえます。また、同じ兄弟でも虫歯の質が違います。ただ、歯の形、大きさは遺伝するので、たとえば、あごが小さいのに歯が大きく、歯並びが悪くなって、虫歯になりやすいというケースはあります。

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