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歯周病の原因と仕組み

歯周病の原因

歯周病の原因としくみ 歯周病の直接の原因は歯垢の中の細菌ですが、悪化させる要因はほかにも生活習慣などの問題がかかわってきます。


1.歯みがきが不充分
歯みがきがきちんとできていないと、歯垢が口の中に残り、歯肉の炎症を引き起こす原因になります。

2.歯ぎしり
歯をぎしぎしとこすり合わせると、歯の根をゆるがして歯周病を悪化させたり回復を遅らせる原因になります。

3.疲れやストレス
睡眠不足やストレスは、免疫力の低下により歯肉にも悪影響を与えるものです。
炎症が悪化する可能性が高くなります。

4.全身疾患など
糖尿病は、体の抵抗力を弱めるため歯周病の回復を遅らせる原因になります。
糖尿病に限らず、人工透析をしている場合なども歯周病を進行させる一因になることがあります。

歯垢がきっかけで起こる歯肉の炎症

歯周病は、歯垢と、歯垢が石灰化した歯石が原因。 歯垢1mgには、数100万から1億もの細菌が含まれ、歯肉に炎症をもたらします。歯石は歯と歯肉の間の歯周ポケットにたまって歯肉を刺激し続け、さらに炎症が進むと歯を支えている歯槽骨も溶かします。歯周病で歯がグラグラするのはこのためで歯を失う原因はムシ歯より多いといわれています。

歯肉をチェック


「健康な歯肉はピンク色」

はじめに健康な歯肉の状態を知っておきましょう。
色は薄いピンク色で、歯と歯の間の鋭い三角形に入り込んでます。

「自己診断で早めの治療を」

歯科医院へ行く前に、下の表ような症状がないか判断してみましょう。
「はい」が2つ以下でも、歯周病予備軍と思って、一度は歯科医院で調べた方が安心です。

自己診断表

  • 歯に汚れや歯石がついていると思いますか?
  • 歯をみがくと歯肉から血が出ますか?
  • 歯肉の色が赤、または赤黒いですか?
  • 歯肉がむずむずすることがありますか?
  • 歯肉がときどきはれたり、痛んだりしますか?
  • 歯肉を押すとうみが出ますか?
  • 歯が動くようになったと思いますか?
  • 最近、歯が長くなったように見えますか?
  • 歯と歯の間に食べものがよくはさまりますか?
  • 歯ぎしりをする、いびきをかくといわれますか?

「はい」が3つ以上の人

初期の歯周病になりかけている可能性があります。
2〜3週間のうちに歯科医院で歯周病検査をしてもらいましょう。

「はい」が5つ以上の人

歯周病が進行しているようです。一刻も早く歯科医院へ行き、適切な処置をする必要があります。 放っておかないで!

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