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子どもの矯正歯科について

canstockphoto5505356歯列矯正は大人になってからでも十分可能ですが、大人は顎の骨の成長が終わってしまっているので歯を動かすだけの矯正が一般的です。
子供の時期から矯正を行う事により理想的な治療が行えます。

小児矯正は子供の時期に行う歯の並びを正しく矯正する治療です。
顎の骨が成長する6歳~14歳までの間に行うと有効です。この時期に矯正を行う事で上顎と下顎の大きさのバランス、歯と顎の大きさのバランスをある程度コントロールする事が可能です。

第一期治療
永久歯が生え揃う前の成長期に行う治療で顎の骨のバランスや大きさを整えます。

第二期治療
永久歯が生えそろう小学校高学年から行う歯の位置を整える治療です。

治療の流れ・治療期間
永久歯の生え変わりの様子を見ながら矯正を行って行きます。
その為通常の矯正よりも長い治療・観察期間が必要になります。
一般的には歯の生え代わりが終わる15歳前後迄は経過観察する必要が有ります。
また、状況により永久歯が生え揃ってから再度矯正が必要となる場合も有り、第一期治療に歯並びや咬み合わせが改善出来れば第二期治療の必要は殆ど有りませんが、歯医者で定期的な検診を受けて、常に歯を健康に保つ事が重要です。

メリット
子どもの頃に歯列矯正すると、成長期の永久歯への生え変わりに合わせて矯正するので痛みは殆ど有りません。
永久歯への生え変わり期には乳歯の抜歯が必要になる事も多く有りますが、矯正治療を行っていれば、毎月の歯医者での検診時にそれもチェックして貰えるので、むし歯などの問題を早期に発見し治療が可能です。
また、全身の健康に重大な影響を及ぼす噛み合わせも、歯列矯正と同時に整える事が出来るなどメリットが有ります。

この記事が書かれた日:2015年12月21日
カテゴリ:矯正歯科

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