こんにちは、東大阪市にお住いの方へのメッセージです。
東大阪市にお住いの方にも西田歯科で取り組んでいる治療や内容を知って頂きたく
ご案内させて頂いております。
今回は不正咬合改善の対策についてです。
治療をはじめるタイミングは、大人になってから行うよりは子供の頃に行う方が理想です。
歯並びによってことなりますが、早い治療が望ましい症例では3歳~6歳頃からはじめます。
例としては、受け口で舌の位置が低いお子さんの場合、お口の筋力がアンバランスになっていて、下顎が上顎よりも成長しやすくなる場合があります。こういった癖を3歳~6歳の早期に取り除くことで、ブラケットやワイヤーなどの固定装置を使用せずに、発育ととも受け口を改善できる場合があります。
不正咬合の改善策として日常生活の中で取り組むべきことを、
不正咬合のタイプ別にご案内致します。
叢生
体を使う遊びをさせることで食事が活発になります。
食事中のテレビは消し正しい姿勢で一口に30回噛んで食べるなど、根菜類を含む和食を中心にすると必然的に噛む回数が増えてきます。
上顎前突
4歳までに指しゃぶりを止めさせましょう。
指を使う遊びを与え、くすぐりなど肌と肌の触れ合う遊びを取り入れると、精神的に満足して、無理なくやめられることが多いでしょう。口呼吸をしている場合は耳鼻科での受診をお奨めします。
下顎前突
下顎を前に出す癖を見つけた時は、普通の顔が可愛いよなどと、ほめてあげ、悪い癖をやめさせる事が大切です。
乳歯が6本以上反対に噛み合っている場合は、4歳頃になったら、まずは歯科医院に相談する事をお奨めします。
開噴
口呼吸が原因の場合は耳鼻科を受診して鼻呼吸ができる環境を整えましょう。
舌を歯と歯の間にはさむ、舌を出す、舌で曲芸をするなどの悪い習慣があれば改善してあげましょう。口を閉じる癖をつけ、口周辺の口輪筋を鍛える習慣を行いましょう。
過蓋咬合
食事中は姿勢に気をつけ正面を向いてよく噛んで食べることを教えてあげます。
下を向く事を控え、空に向かって大声をあげる鬼ごっこなどの外遊びがお勧めです。
よく歩くなど、体を動かす事によって筋力をつけよい姿勢を長時間保てるように習慣づけましょう。
交叉咬合
食事は正面を向いて左右で均等によく噛んで食べましょう。
低めの枕で天井を向いて大の字で眠る。
頬杖をやめ普段からよい姿勢を保つ習慣を行いましょう。
奥歯まで噛み合わせが交叉している場合は、早めの矯正相談が必要です。
この記事が書かれた日:2015年07月28日
カテゴリ:不正咬合, 東大阪市にお住いの方へ