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インプラント治療は患者様の健康状態により受けられない場合が有ります

基本的に誰でもインプラント治療を行う事は可能です。caseimg1
ただし、顎の骨が痩せて細くなってしまった方、上顎洞が大きい方などは、GBR法やサイナスリフト法と呼ばれる、「骨造成術」による再生療法が必要になる場合が有ります。
また、全身に以下の疾患がある方は、手術を見合わせた方が良いでしょう。

・高血圧で、降圧剤等によりコントロールがされていない方
・心筋梗塞、脳梗塞を起こしてから、半年以内の方
・血液疾患のある方。(血友病等)
・重度の糖尿病のある方
・その他、いろいろな理由で、医師が手術には耐えられないと診断された方

普通に生活できている人ならたいていは手術できますが、避けた方が良い人もいます。
例えば、重度の歯周病が有る患者様では先に歯周病完治させる必要が有ります。
歯周病菌はインプラント周囲炎の原因になるので、歯周病のある患者様はインプラントには適しません。それでもインプラントを希望する場合は、先ず歯周病の治療を行います。治療によって完治するか、経過観察の段階になったら手術を受けられる事も有ります。
ただし、治療期間中に正しい歯みがき法をマスターし、歯周病になりやすい生活習慣を改善する事は必須です。そもそも歯を失った原因が歯周病なら、インプラントにしても、歯みがき法や生活習慣を改善しない限り再び歯周病になる怖れが有り、埋入したインプラントが抜け落ちてしまう場合が有るからです。

この記事が書かれた日:2016年02月04日
カテゴリ:インプラント

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